自分の価値
「あなたにはどんな価値がありますか?」
こう質問されたらいったい何て答えるやろか?
きちんと答えらる自分になることを決意した日があった。
沖縄移住を決意して、初めての転職活動で面接官に
「あなたは何ができますか?」と質問された。
面接でこんなことを聞かれるのはごく当たり前のことやろう。
予め考えてた通り一遍等の答えでその場をまぬがれたものの何か違和感があった。
答えた内容は、
「○○会社で××を担当しており、業務経験はあります」だった。
自分で答えたのに、言いながらふと疑問に思ったことがある。
「会社での自分はアピールできても、これって個人としてのアピールじゃないよな」
「もし、会社という器がなかったら、個人の能力をアピールできないんやろか」
面接には運よく受かったけど、社会人2年の経験だけで一人立ちできていない
自分に気がついて、ショックを受けたのを覚えている。
2年間はけっして楽してた訳じゃなく、むしろ一生懸命ついていこうと努力していた。
でも、僕は大きな勘違いをしていた。
サラリーマンとは与えられた仕事だけをこなしていればいいって思ってたこと。
確かにそれでも責任を果たせるし、評価もある程度してもらえる。
さらに時間外勤務をすれば残業代もプラスされるし、代休だってもらえる。
大事なことを何一つ分かってなかった。
自分の力で仕事をこなしたつもりやったけど、
「じゃあ給料分の価値を生み出しているのか?」という問いには「NO」としか言えなかった。
それに気づいたのは沖縄に移住して、起業を意識しだした頃だった。