出るわ、出るわ、いらないもの。
ようやく、重い腰を上げて、二人で大掃除です。
なかなか手がつけられなかったけど、ようやくすっきりです。
やっかいな敵が我が家にいました。
「とりあえず・・・おいておこう」という必要のないものたち。
できるだけモノを置きたくない僕と、モノを置いておきたい嫁とのバトル?でした。
ようやく、本人の口から「やっぱり捨てよう」って言われた時は感無量でした。
着ることのない服。
見ることのない領収書。
使い道がなくなった食器や置物などなど。
捨てれば捨てるほど、身も心もなぜかすっきりします。
滞っていた流れが、モノを捨てることで、流れ込んできます。
不思議なもんで、掃除と運勢って相関関係がありそうですね。
これは教わったことですが、
ドラマでお金持ちの家のセットを作る時には、モノをできるだけ置かないようにするそうです。
逆に貧乏な家を演出する時には、ゴチャゴチャとモノで溢れかえるように作るそうです。
一見関係のなさそうなことやけど、統計をとればある事実が見えてきますね。
整理整頓ができることで、情報の取捨選択が上手くなるってことだけじゃなく、
昔から風水で言われるように、家の中の「気の流れ」を良くするために
必要最低限のものしか置かないという側面もありそうですね。
神社なんかは、空気が澄み渡っている空間になってますが、
徹底的に掃除をして、キレイを保つ習慣が当たり前のように根付いていますね。
古からの知恵というものは侮れませんね。
身も心も整えると同じぐらい、家もキレイにしておくというのが
至るところで言われる所以があるのも、なんだかうなづけますね。
モノを持つことでは幸せを感じられないってのが実感できました。
出入口。
出るほうが先で、入るほうが後。
全てのことに共通する重要な意味が詰まっています。
健康も同じですね。
ちゃんと出さないと、いくらいい物を食べても良くならない。
人間関係も同じですね。
こっちから愛情を投げかけないと、返ってこないですもんね。
最初に、入ってくる方を先に求めてしまうから苦しくなる。
ん~、なんというかふか~い哲学的な話になっちゃいましたね。
言葉ってのは、ほんとに上手いことできてるんですね。
今まで生きてきた人間の知恵が詰まってる。
おもしろいですね。