「考察-032」精神の強さ

なおやん

2006年01月18日 00:54

「バカボンド」の漫画を読んでいてつい熱中してしまった。

もちろんストーリーの奥深さや見せ方のうまさがすごいのは
言うまでもないんですが、何よりも「精神論」を分かりやすく伝えてくれる。

主人公の宮本武蔵は天下無双を掲げ、
強い敵を求めて次から次へと戦っていく
というのが大まかなストーリーです。

その武蔵が初めて逃げ出した相手が宝蔵院の天才「胤瞬」なんです。
生まれ持った武の才を持ち、少年のころにはもう敵すらいなかった僧です。

初めて敗北を知った武蔵は死の恐怖を与えられ、
自分の弱き心に立ち向かおうともがき苦しんだ。

そこで胤瞬の師である胤栄に教えを請うことになった。

「強き心とは自分のあるがままを受け入れ、己の内に留めること」

「弱き心とは己に自信がないため、相手に見せつけようと虚勢を張ること」


今までそんなに気にならなかった言葉が心に響いた。



周りに対して、自分を誇示したり、自慢したりするのは心が弱いからだ。

相手に認めてもらわなければ自分の存在を確認できないからなのだろう。



逆に本当に自信のある人は自分を安売りしない。

自分自身を知り尽くし、自分の強さや弱さを受け入れている。

背伸びしたり、強がったりしないから無理がなく自然体なのだ。

そういう人は声に出さずとも、顔つきが、背中が、オーラが
その人の強さを如実に表している。


一流と呼ばれる人が例外なく持っているオーラは
精神の強さ、つまり自分自身への究極理解なのだと思った。

心・技・体 

どれを欠いても一流になることはできない。

現代においては「心」を鍛えることが最も求められているのだと思った。

まだまだ未熟だな、僕は!