2011年07月18日
夫婦会議
月に2,3回ぐらい、外食しながら夫婦会議をやったりする。
お互い違う仕事してるし、働く時間帯も違うんで、語り合う
時間をとって、楽しかったことや、今抱えてる課題なんかを話し合う。
堅苦しい感じは一切なくって、言いたいことを言い合う感じ。
くだらんテーマの時もあれば、真剣に夢について熱く議論することもある。
こういう時間を何より大事にしてるのは、楽しいからかな?
最近は、「性格悪い自分を認める」というテーマがなかなかクリア
できんくて、あれこれ考え込んだりしてたんやけど、いつものように
診察行った内容を聞いてもらった。
嫁に話すのには理由があって、誰よりも身近で客観的に俺を見てるし、
遠すぎず、近すぎず、いい距離感で、なかなかするどいことを言ってくれるから。
俺がどんなに良いことを言っても、らしくない時はズバッと指摘するし、
落ち込んでる時はちゃんとほっておいてくれるし、だからといって、
自分の話はしっかりと語るし、この立ち位置が抜群に上手い。
周りの夫婦を見てると、どうやらこれは当たり前ではないみたい。
落ちてると、それを変えようとしたり、相手の気持ちに合わせすぎて言いたいことを
言ってなかったり、夫婦やのに、お互いの本音が出せてなかったり。
俺が絶好調の時も、不調の時も、同じような距離感でブレない。
ここら辺が、改めてすげ~な~と感心するばっかりですな。
聞いてみると、「私の買った球根が花を咲かせるのは当たり前」だとさ。
その途中にいろんなことがあっても、そこは全然気にならないらしい。
まぁ、旦那を球根に見立ててる辺りが、完全に上から目線やねんけどな 笑
ひとつだけいえるのは、どうやらこういう人を「アゲマン」っていうんやろな。
嫁と話してて分かったことがあった。
「性格悪いのを認める」ってのは、親から受け継いだものにプラスのものと
マイナスのものが誰にでもあって(完璧な人間はいないからねっ)、今の自分を
支えている価値観も、プラスのものは活かしていって、マイナスのものは捨てていこう
ってことなんかなって思った。
プラスのものはなんやろう?
母親からは、「おしゃべり」を、父親からは「数学的思考」を受け継いでいるな。
特に努力せずとも、ぱっと話せるし、頭の中でロジックを組み立てられる。
マイナスのものはなんやろう?
まぁ書ききれんぐらいあるけど、そこはもう忘れよう、必要ないしな。
何十年も染み付いた習慣は簡単にはとれんけど、気付いて辞めることはできる。
俺という人間を考えた時、プラスのとこもあればマイナスのとこもある。
善もあれば悪も当然ある。あって当然。修行僧でもあるまいしな 笑
20%の良い所があって、残りの80%が悪いとこだったとしても、
その良い所も悪いところもひっくるめて個性を活かす事は出来るよな。
良い所を磨いていって、悪いところは、そのままにネタにして笑いになれば良い。
すると、両極端のものが、個性となって、光りだすんやろう。
何回も認め切れなかったのは、
自分で嫌だなと思ったとこを、180度真逆になろうとしていたから。
結果、完璧主義になるし、しんどいし、楽しくない状態になってく。
そもそも、良い100%の人間なんていやしないのに、
悪の部分を認めきれないと、そこを目指そうと無理な努力としても意味はないよな。
それよりも、弱いところを、さらけ出して、ネタにして、笑い飛ばすぐらいの
方がきっと人に安心感を与えられるよな。バカですけど、何か?ってね。
夫婦で、お互いの親のこと、これからの子供について、色々話す。
俺たちは俺たちが楽しいって思える考え方を取捨選択をすればいいなって。
で、子供ができたら、その子供の個性を見守れる親でありたいなって。
理想の家族とは、
お互いが好き勝手に自分の楽しいことをやり尽くして、
家に帰ってきてそれぞれのおもしろ自慢大会で食卓を囲むこと。
今、そこに確実に近づいていけているのは、夫婦会議のお陰やな、きっと。
Posted by なおやん at 17:04│Comments(0)
│ワクワクする話