好きなことして楽しく生きる

高橋歩さんの『人生の地図』に続くバイブルとなる本に出会った。

外食産業社長、教育委員会、学校理事など多方面で活躍されて

いて最近一番注目している渡邉美樹さんの著書です。




本ではよく１００の言葉集とかってのがあるけど、

この本の内容はひとつひとつが現実的でメッセージ性が強い。

「夢」というキーワードを中心に、世の中を本気で良くしていこうとしてる。



僕は評論家や政治家の話があんまり好きじゃない。

全員がってわけじゃないけど、物事の良し悪しだけ話して

行動が伴っていないことに疑問を感じるから。



あるテレビの番組で渡邉美樹さんと評論家が「教育」の議論をしてた。

渡邉さんの話は一貫してて、「○○を改善するために□□をしています。」

評論家は「□□は効果が見込めるの？××の問題はどうするの？」

ずっと、こんな話のやりとりが続いてた。



見ていてなぜか評論家に腹が立ってしまった。

「あ～だこ～だ言うだけ言って自分は何したんや？」って。

確かにこういった議論を重ねることで、よりよいアイデアになるのは分かる。

だけど、『人を批評する人』　が　『行動する人』　より多くなるのは悲しいよな。



さらに僕にとって答えが分からなかったことも明言していた。

「全ての人へ大人も子供も夢を追え」という力強いメッセージ。


僕は夢は持ちたい人だけが持てばいいのかなと思ってた。

夢に周りからの強制力を持たせるのは違うし、押し付けるのもよくない。



ここではただ夢を持てと言ってる訳じゃなくて、

自分の特徴を活かした、自分らしく、好きなことに向かえ

という意味が込められていたように思う。



これにはとても共感できた。

僕はブログを書いたり、人と話したり、知ってることを教えたり、

相談にのったり、アイデアを生み出したり、サッカーしたり、

旅行したり、人生プランを考えたり、数え切れないほど「好きなこと」がある。



好きなことをやっている時は無条件に楽しいし、ワクワクしている。

好きなことの延長線上に「夢」というものが見つかり追いかけてる。

人それぞれ感覚は違うかもしれんけど、情熱溢れる毎日を過ごせてる。



毎日を楽しく過ごしたい、感動したい、思いっきり笑いたい、泣きたい。

幸せになりたい、豊かになりたい、人を助けたい、挑戦したい。



全ては夢という理想を描いて、それに向かうことから始まるような気がする。


今の僕にできることは、「夢文化を広めるための活動」をやっていくこと。

夢を見つけ、励み、叶えていく人が増えるような環境を作ること。



本の題名「きみはなぜ働くか？」という問いに対して、

「輝いている人の笑顔をみたいから」というのが答えです。