2005年08月02日

世界一周に馳せる想い ②

「自分はちっぽけな存在。」

そう気付いたのは、海外旅行に行った時だった。

大学の卒業旅行でタイに行ったことがある。

初めての海外、
学生ノリであったことと、
旅行中に多くの出会いが会ったこと、


楽しかったのは言うまでもない。

見るもの全てが新しく新鮮だった。
出会う人全てが新しい価値観を持っていた。

錆び付きかけていた好奇心のセンサーが反応しっぱなしだった。

ただ、残念だったのがそれを感じる自分の許容量の狭さだった。

新しい人と出会っても上手く話が広がらない。
外国語での会話で想いの全てを伝えることが出来ない。
その国の文化や風習の歴史を知らなさすぎた。

パッケージツアーなので基本的に行くところに困らない。
だが、その受身姿勢が今思えば色んな経験値を得る機会を
失っていたように思う。

世界中を旅する旅行者と話していて、
自分との器の違いに気付かされたのは今でも鮮明に覚えている。

日本ではいろんな場所に旅行していたので、
色んなものを知った気でいた。

だが、海外に行くと日本で持っている常識が全く通用しない

通用しないというのは、単に自分が知らないだけなのだが、
その違いというのは、とても大きなもののように感じた。

「次行く時はもっとチャレンジ姿勢で臨んでやる!」

それが、初めての海外を経験した答えだった。

つづく



Posted by なおやん at 13:25│Comments(0)
 
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