2011年06月10日

大人の「言うこと」は信じなくてもいいんじゃない?


なんかね、学生を相手にしてると、可能性が無限にあるってのが分かる。

まだ、はっきりと価値観が定まっていないだけに、根はとっても素直。

表面上はやる気がなさそうに見えたり、おとなしかったりもするけどね。



毎朝、スピーチをしてもらったりすると、本音が見えてくる。

その人が、普段から何を感じて、どういうことを大事にしているのかってのが。

話す内容ではなくって、その話の裏側にある、感情をしっかり見抜けるようにね。



最初は、その人を深く知りたいって好奇心からやり始めたことやねんけど、

たまに、学生の話を聞いてハッとされられることも多々ある。

俺はまだまだ常識に縛られてるなぁとか、自分にない才能持ってるなぁとか。



講師をやる時に、一番意識しているのは、

「自分が一番楽しむ」ってこと。あの人すごいなってのよりも、あの人面白いなって方がいい。

だから、先生ってのより、近所のちょっと変わったにーちゃんぐらいの感覚の方が心地いい。



毎朝、思いついたテーマで話すようにしてる。

そこで良く言うのが、「俺の言うことも、大人の言うことも別に信じなくていいからね~♪」

これにももちろん理由があってのこと。



大人は正しいことを言う。常識で考えても安全なことを。

これは間違ってはいないと思う。ただ、これを言い過ぎると、相手は個性を失っちゃう。

人と同じであること、平均的であることを教わり続けてる子供ってまじめになる。



先生や親が気に入るように仮面をかぶって演じようとすると、自分がなくなってしまう。

その状態で社会に出ると、人の眼ばかり気にしながら過ごすので、精神的にも参っちゃうよな。

自分の過去を振り返っても、自分らしさを貫いたってことはほんまに少なかったから。



だから、ちょっと楽になってもらいたくって、言うようにしてる。

「大人の言うことよりも、自分がこれって思ったことを間違ってもいいから信じてみたら?」って。

「ただ、自分で決めたことは自己責任でやること。決めたのに誰かのせいにはしたらいかんよ。」って。



学生に言いながら、自分にも言い聞かせてるねんな、実は。



大人も含めてやねんけど、面白い現象がある。

「これこれこの課題をやって」と言うと、みんなテキパキさっとこなす。

「テーマを自分で決めて自由にやって」と言うと、手が止まり、う~んと悩みだす。



他人からの働きかけに対しては、ものすごく従順に適応するけど、

自分の想像力を使って、自由に楽しみながらやるってことには、アレルギー反応がある。

これって、もうちょっとした洗脳やねっ。そりゃ、夢や希望がないってのも頷けるわ。



講義でも、教える前に聞いてみることにしてる。

「これってどういう意味でしょう?間違ってもいいから、勘でもいいから答えてみて」

っていっても、

悩んだ挙句「分かりません」の一点張り。



こういう時には、さらにつついてみる。

「分かりませんは禁止。間違ってもいいから挑戦してみて」っていうと、

「う~ん、こういうことかなぁ」って絞り出して答えて、それが合ってたりする。

「ほらっ、合ってるのになんで言おうとしないの?もったいないなぁ 笑」



これは失敗アレルギーですな。失敗することに極端に恐れを植えつけられてる。

こんな状態で、夢に向かって挑戦しようって言っても無駄ですもんな。

だから、合ってようが間違ってようが、挑戦したことを褒めると、答えるようになってくる。



子供のころから、大人に至るまで、叱られたり怒られたりすることはあっても、

褒められることがほんまに少ないんやなぁと思ったよ。

周りを見回して、「褒める大人」がどれだけいるのか?って考えると納得やねっ。



たまに、分からないなりに、「ボケて笑いでごまかそう」って学生もいるけど、

そういう機転の利かせ方は、すっごい良いと思う。だって、場がなごむもんな。

俺は、まじめな空間よりも楽しい空間の方が絶対伸びるって信じてるから。



寝たい時は寝ればいいじゃない。集中力が切れた時は違うことすればいいじゃない。

つまんなくなってきたら、周りの人とおしゃべりすればいいじゃない。他人の足を

引っ張らないこと以外は、何しててもいいよっていつも言ってます。



授業を聞くか、聞かないかは相手が決めることやし。

俺は俺で、聞きたくなるような話ができるかが勝負所やと思ってるし、みんなが興味を

示さなくってもそれはそれでいいと思ってる。



あ~しなさい、こ~しなさいって管理されるのがすっげ~嫌なんで、

自由にやればいいよって。卒業するためとか、就職するためとか、そんなことは

どうでもいいから、今をどうやって楽しむかを工夫してやればいいよってね。



すると、面白いもんで、勝手にやる気になるんよな。

俺は、非常識でもこんな先生がいたら最高やな~ってのをイメージしながら、

どこまで挑戦できるのか?ってことをいつも考えてます。



そしたらさっ、学生から教わることがめっちゃある訳よ。ほんまに。

どっちが先生?って思う時もよくあるけど、一方的より双方向の方が楽しいしな。

学生のスピーチを聞きながら、メモとってる俺ってなかなか素直やなぁ~って思ったり 笑


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Posted by なおやん at 10:40│Comments(0)ついてる話
 
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